GX計画課は、脱炭素社会の推進や化石燃料から再生可能なクリーンエネルギーへの転換などの技術開発および事業化を進める部門です。
現在、蛇紋岩の特性を利用した脱炭素技術開発と、鉱山跡地を利用した太陽光発電事業に取り組んでいます。

蛇紋岩には効率よくCO2を吸収する性質があることが知られており、当社が保有する蛇紋岩を利用して、CO2を吸収・固定化するネガティブエミッション技術の開発に着手いたしました。蛇紋岩はCO2と反応することで炭酸塩を生成し、CO2を固定化することができます。この技術は「岩石風化促進」技術と呼ばれ、自然環境下において蛇紋岩が風化し炭酸塩を生成するまでの数十年、数百年とかかる過程を、わずか数時間へと劇的に短縮することができます。
2025年12月より、円行寺鉱山跡地にて、大気中からCO2を回収するDirect Air Capture(DAC)と組み合わせ、DACからのCO2を蛇紋岩へ吸収・固定化させる実証試験を開始いたしました。
蛇紋岩を利用した脱炭素技術を開発・確立し、カーボンクレジット市場への参入を目指すとともに、CO2を固定した蛇紋岩の利用研究にも取り組み、世界的な重要課題である脱炭素社会の実現に貢献して参ります。


自然エネルギーのなかでも建設から稼働までの期間が比較的短い太陽光発電事業に着目し、自然エネルギーの固定価格買取制度(FIT)を活用したメガソーラー事業に参加しました。平成26年(2014)3月に日高鉱山採掘跡地の山頂(高知県高岡郡日高村柱谷字錦山534)北部分へ0.5メガの発電所、同年11月に南部分へ1メガの発電所を設置しました。


この再生可能エネルギー事業によるノウハウを蓄積し、自然の力を利用して生み出される自然エネルギーの普及・拡大を目指し、ソーラー事業周辺業務ならびに再生可能エネルギー事業と広い意味での再生リサイクル事業へと事業を展開してまいります。